Zimbra ディスク監視のしきい値の設定
Zimbra の統計サービスはディスク使用量を監視し、マウントされたデバイスの使用量が特定のレベルに達するとサーバー管理者アカウントに警告します。
デフォルトでは、しきい値が 85% に達すると警告アラートが送信され、しきい値が 95% に達するとクリティカル アラートが送信されます。 これらの値は変更できます。 zmlocalconfig を使用して、ディスク警告しきい値を構成します。
デバイスの使用量が特定のレベルに到達すると、例として下記のような警告が発生します。
Nov 8 00:40:00 mail zimbramon[52192]: 52192:err: Disk warning: mail.atom-ss.com: / on device /dev/mapper/cl-root at 85%
デフォルトしきい値を下記のコマンドで設定できます。
zmlocalconfig -e zmdisklog_warn_threshold=90
zmlocalconfig -e zmdisklog_critical_threshold=98
新しいしきい値を有効にするには、Zimbra stat サービスを再起動します。
zmstatctl stop
zmstatctl start
デフォルトでは、zmstat-disk は 10 分ごとに実行され、smtp_destination で定義された管理者アカウントに電子メールが送信されます。 zmlocalconfig を使用してローカル変数 zmstat_disk_interval を変更することで、新しい値を構成できます。
デフォルトは 600 秒です。 zmstatctl の停止/開始が必要です。 最大間隔は 86400 秒です
zmlocalconfig -e zmstat_disk_interval=3600
zmstatctl stop
zmstatctl start
設定した値の確認
$ zmlocalconfig | grep zmdisklog_warn_threshold
zmdisklog_warn_threshold = 90
$ zmlocalconfig | grep zmdisklog_critical_threshold
zmdisklog_critical_threshold = 98
$ zmlocalconfig | grep zmstat_disk_interval
zmstat_disk_interval = 3600
※参考情報:Zimbra Tech Center 「Setting Thresholds for Disk Monitoring」
https://wiki.zimbra.com/wiki/Setting_Thresholds_for_Disk_Monitoring